中医学スクール1DAY ~大阪~

中医学といわれると、難しいのではないか・・・と思われてしまいますが、エステやアロマセラピーなどの施術に役立つことがたくさん含まれています。

中医学は深く学ぼうと思えば、何日も何カ月もかけて勉強することができます。
しかし、エステやセラピーでそこまでの細かい知識や深い内容は、施術やカウンセリングでは必要がないこともたくさんあります。メディカルエステティックアカデミーでは、基本中の基本と、重要な要素、マッサージやトリートメントと組み合わせると、最強に効果が出せる部分を厳選してレッスンを組んでいます。
メディカルエステティックアカデミーでは、1DAY講座や、3日講座、プロフェッショナルな5日間講座をご用意して、どこまで詳しく学ぶかをご自分で決めて勉強できるプランをご用意しています。

目次

中医学&経絡スクール 1DAY講座

経絡を主とした内容の講座です。
WHOが認めた経絡は全部で14本あり、肝・心・脾・肺・腎などなど、臓器を思わせるような(中医学では臓腑<ぞうふ>と言い臓器とは少し違う)名前が付いた経絡が14本あります。
その各「臓腑(ぞうふ)」は身体の不調が起こったときにどの様な症状が現れて、その経絡が身体のどこを走っているかを学びます。お客様が“肩がこって背中がガチガチで…”とおっしゃた時にどの臓腑に原因があり、どの経絡でトリートメントをしたらよいのかが分かるようになります。
そして、経絡にはツボがあります。1日講座ですので全てのツボを説明はできませんが、各症状にお薦めのツボなどをレッスンでご紹介しています。

例えば、足の疲れや足の浮腫みにお薦めのツボは、「足三里(あしさんり)」「豊隆(ほうりゅう)」があります。

足三里は足の疲れにとてもよく効くツボでもありますし、食べ過ぎた時の胃の痛みや不快感に非常に効果があります。
(足三里のあたりをマッサージすると胃酸が出ますので消化を速めてくれます。これは西洋医学でも証明されています)
豊隆は、下半身の浮腫みを取る最強のツボです。上手くツボにヒットさせるといい刺激が入り、スッと浮腫みが緩和されます。

この2つのツボは、足のオイルマッサージの後に、ツボに貼る専用のツボシールを使うと施術効果が持続します。

この様に、1DAYセミナーでは、時間が限られていますので深い深い中医学の内容を、たくさん説明はできませんが、施術にすぐに役立つ経絡マッサージの技術と、経絡に関係する中医学の基本の知識、そして各部位にあるお薦めのツボを、学ぶことができます。

中医学&経絡スクール 
3日間・4日間・5日間講座

中医学スクール3日間

さて、3日間講座は1日講座より3倍の時間がありますので、さらに多くの事を学べます。

お客様の身体をより詳しく見極めて施術をする為に、1DAY講座より修得科目が増えます。
中医学の内容も少し細かく習います。1日講座の入門とは異なり、基本をしっかり身に付ける事ができます。
そして、経絡や経穴(ツボ)の場所も正確な位置で覚える為に、解剖学と西洋医学の勉強も加わります。
なので、お客様に体の不調の事で質問を受けた場合、「西洋医学的にはこのような症状で、中医学的にはこのような状況です。」と2つの側面で説明することができるようになります。解剖学が理解できますのでよりカウンセリング力も身に付き不定愁訴を改善するために必要な施術の目安や来店ペースなどを、きちんと説明できるようになります。

3日間の講座スケジュール

1日目 中医学と解剖学・西洋医学、耳つぼ
2日目 前日の続きと、経絡学と要穴(ようけつ)の説明、薬膳の基礎
 要穴とは、臨床的に多く使用されて特に効果 のあるツボの事
3日目 経絡・気血マッサージの実技、復習

中医学スクール4日間

さて、4日間講座は上記の3日間講座に婦人科疾患の中医学がプラスされた講座です。

中医学は皇帝医学とも呼ばれており、古くは身分が高い人しか受けることのできない治療法でした。
その時代の皇帝の健康と子孫繁栄のために使われていた医学で、特に婦人科に関してはたくさんの中医学データと分析があります。
4日目はレディース中医学講座として、まず西洋医学の婦人科を学び、婦人科疾患に特化した内容の中医学や経穴(ツボ)を学習します。
意外と皆さん、妊娠の過程や不妊治療の事、子宮内膜症と子宮腺筋症の違いなどご存じありません。どんな病気か西洋医学的に分からないのにお客様とお話しできませんので、大切な基本的な知識をしっかりと覚えていただけます。また、婦人科疾患専用の腹部の施術法を学びます。

サロンでよもぎ蒸しをされている方や、これからよもぎ蒸しを導入しようかと考えている方には婦人科の事は是非知ってていただきたいですし、よもぎ蒸し導入の予定はないけど婦人科でお悩みの方のケアをお手伝いしたいとお考えの方には4日間講座をお薦めします。

中医学スクール5日間

さて、中学講座の中で日数がないのは5日間講座です。

5日目に何を学ぶのかといいますと、お顔です。フェイシャル中医学講座です。
お顔にはたくさんのツボがあり、頭には主に胃経・胆経・膀胱経・三焦経・督脈といった経絡が流れています。

5日目は美点フェイシャルマッサージと、ヘッドマッサージをマスターして5日間の長い長い中医学の勉強が終わります

お顔はハンドマッサージとかっさマッサージを学び、頭は経絡ヘッドマッサージです。
ヘッド専用のかっさが付いていますので、それを使って施術をします。

経穴美点フェイシャルマッサージと経絡ヘッドマッサージの効果

肩・首こりの改善、食いしばり・顔のコリの改善、小顔、リフトアップ、眼精疲労の改善、目の周囲のコリの改善、目のかすみや充血の改善、緊張性の頭痛の緩和、ストレス緩和、脳の休息で深いリラックス効果が得られます

これからは中医学の知識は必須です

中医学や経絡は民間療法だと思われがちですが、世界的にも医学的効果が認められている医学の一つです。

2006年に経絡や経穴には治療効果があるとWHO(世界保健機関)が認めました。
アメリカでは経絡と解剖を組み合わせたマッサージ法なども研究が進んでます。
日本でもこれまで選択授業であった中医学は必須科目となり漢方薬を治療に使う先生方がこれまでよりも増えてきました。
私たちのエステやアロマセラピー業界や、整体、ヨガ、マッサージ店などでも、積極的に経絡を取り入れたトリートメント方法が増えてきています。
今や、中医学と経絡は、セラピーの術者としてある程度知っていないと勉強不足と言われても仕方ない状況になりつつあります。

また、不妊治療が保険診療で受けれるようになって益々、妊活をされている方も付言えました。
出来るだけ早くにお子さんを望まれている方は、不妊クリニックでの治療以外に、ご自分でもできる事をやりたいと、温活セラピー、よもぎ蒸し、ホットヨガ、アロマセラピーなどにも通われている方が非常に多いです。
実際にクリニックでどんな治療をしていて、その治療にあわせて、どのタイミングでよもぎ蒸しや、ボディのトリートメントに来たらいいのかなどの説明ができるようになるのも、プロのセラピストとして必要になってきます。

中医学や経絡は決して難しくありません
セラピストとしてエステティシャンとして
施術に必要な内容と施術で知っておくべき中医学や経絡の勉強内容を、
きっちりと整理してまとめた講座です
是非、勉強してみよう!と思われましたらチャレンジして頂きたいと思います

最後に…
経絡リンパドレナージュ1DAY講座について

当スクールでは、様々なリンパドレナージュの講座も行っています。
その中にある、『経絡リンパドレナージュ講座1DAY講座』と『中医学&経絡スクール1DAY講座』の違いですが、
経絡リンパドレナージュの講座は、実技中心です。中医学の勉強はありません。午前中の2時間半の時間で経絡の勉強のみを行い午後からは全身をひたすら経絡をリンパを流して流してドレナージュする講座です。
中医学&経絡スクールは、中医学と経絡を両方学び、マッサージ方法は経絡をメインとしたオイルマッサージです。

経絡マッサージでも、もちろん血流がよくなりリンパも流れますが、経絡リンパドレナージュのようなアクティブで複雑なオイルトリートメントではなく、経絡を主としたオイルマッサージになります。

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